円安が進む今、資産ってどう守ればいいの?
- わん たく
- 8月7日
- 読了時間: 2分
更新日:8月18日

最近、円安が進んで1ドル=160円に近づいてきましたよね。「円安で何が起きるんだろう?」「自分の資産はどうすればいい?」と不安に感じている方も多いと思います。
実際、輸入品が値上がりしたり、生活費がじわじわ上がったりして、身近にも影響が出てきています。でも、資産運用の面では、円安をうまく活用するチャンスでもあるんです。今回はそんな円安の背景と、資産を守るためにできることをシンプルにまとめました。
そもそも、なぜ円安?
2024年後半から円安が進んだのは、いくつか理由があります。
アメリカの金利が高くて、日本との金利差が広がっている
日本銀行は金利をあげず、ゆるーい金融政策を続けている
貿易赤字が続き、海外への支払いで円を売る動きが増えている
「円は安全な通貨」というイメージがだんだん薄れている
これらが重なって、円はドルだけじゃなくてユーロや他のアジア通貨に対しても安くなっています。だから、円だけに資産を置くのはリスクがあると言えます。
資産を守るための3つのポイント
1. 米国株やドル建て資産に分散しよう円安対策の基本は、ドル建て資産を持つこと。円の価値が下がると、ドル建ての資産は相対的に価値が上がります。米国株は成長が期待できる企業が多く、小さな金額から投資も可能。ドル預金やMMFも選択肢です。
2. 海外ETFや国際分散投資信託を活用個別株は難しいと感じるなら、ETFや投資信託で世界中に分散投資する方法もあります。全世界株式や先進国株ファンドは、為替の影響を含めリスクを分散しながら世界経済の成長を取り込みます。円安リスクを減らしたいなら、為替ヘッジなしがおすすめ。
3. インフレに強い実物資産も検討を円安で物価が上がりやすいので、金や不動産投資信託(REIT)、コモディティETFなども選択肢に入れましょう。これらはインフレや通貨価値の下落に強く、資産の守りになります。

まとめ:大切なのは「分散」と「長期的な視点」
円安が続くかどうかは誰にもわかりません。だからこそ、資産を円だけに偏らせずに、通貨や地域を分散することが大事です。
日本にいると「円だけ持っていればいい」と思いがちですが、世界の投資家は外貨や海外資産を積極的に使っています。円安は生活には影響しますが、資産の見直しをする良い機会でもあります。
外貨資産やインデックス投資、インフレに強い資産を組み合わせて、無理なく将来に備えていきましょう。




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